工藤蘭丸

スティングの工藤蘭丸のレビュー・感想・評価

スティング(1973年製作の映画)
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高2の時、私が本格的な映画ファンになってから初めてのアカデミー賞で7部門を受賞した話題作で、双葉十三郎さんの『ぼくの採点表』でも最高点が付いていて、しかも仙台ではリバイバル公開された『ロミオとジュリエット』との二本立て。

これは絶対に観るべき作品だと思って、中学時代の友達を誘って、東宝劇場に一緒に観に行ってきたんだけど、彼は途中で居眠りをしていたようで、もう二度と誘うものかと思ったものでした。😅

でも、この映画は本当に面白かったなあ。主演も当時好きだったポール・ニューマンだったし、名悪役のロバート・ショウも好きだった。レッドフォードは好きでも嫌いでもなかったけど、30年代のファッションに身を包んだ姿はダンディでしたね。

テーマ音楽のピアノ曲『エンタテイナー』も好きだったし、どんでん返し物だったけど、ネタを知った後でも2~3回は観ているんじゃないかと思う。当時、スクリーン誌の付録についていたポスターも、部屋の壁に貼っていたものでした。