アンダーグラウンドなストリート・ミュージックのアメリカン・パンク／ハードコア・シーンで圧倒的白人層が占める中、アフリカ系PUNXたちがいかに帰属意識を持ち、情熱を燃やし続けているのかを追ったドキュメンタリー。

音楽的なマイノリティーに人種的マイノリティー、そして同人種的マイノリティー。

同じアフリカ系でも、暴行や暴言を吐かれてしまう。

団結や連帯を望む人もいれば、拒む人もいたり一筋縄ではいかない。

皆口々にあげるロックを創始したアフリカ系のギタリスト、チャック・ベリー(1926〜2017)とリトル・リチャード(1932〜2020)。その系譜を継いでいるというプライド。

この映画を機にHP開設、Afropunk Festival に発展、シーン拡大につとめている。

個人的にパンクを通ってきた身としてはシンパシーとリスペクトを禁じ得ない。自分だったらここまで強く貫き通せたか、どうか。

差し挟まるライヴ映像に、
Bad Brains, Tamar-kali, Cipher, Ten Grand
インタビューに応えるバンド・マンは、Fishbone, 24-7 Spyz, Dead Kennedys, Candiria, Orange 9mm, The Veldt, TV on the Radio, Absolution,Burn,cro-mags,Pure Hell,Funk Face,Dag Nasty,他沢山。

併録のライヴ映像の中で好みはBushmon,Yaphett Kotto,Cipher

Bad Brainsの1980年CBGBでのライヴ映像も入ってて特典もかなり分厚い。

• #cradle-of-music

深いね