kio

ヴァージン・スーサイズのkioのレビュー・感想・評価

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)
4.0
AEROSMITHのレコードだけは捨てないでと懇願する娘を無視して、ロックミュージックを青春から排除する母親の異常さが腹立たしくて、思い出しただけで悔し涙が出る。

電話越しに〝So Far Away〟を聴いてるシーンのキルスティン・ダンストの虚な表情に胸が締め付けられた。
  

少女たちをファンシーなもので囲み、センスの良い音楽を頻繁に挟むことで、悲惨な物語が上質な映画に仕上がっていた。
kio

kio