なつき

ヴァージン・スーサイズのなつきのレビュー・感想・評価

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)
4.3
いくら目を逸らそうとしてもどうしても気になって見てしまう、不思議なオーラのある作品だった。
確かに全体的にみた空気感はどんより重いんだけど、その中にもキュンキュンとか青春とか、ふふって笑っちゃうような甘酸っぱい描写も含まれてる。
ただ全てに共通して言えるのは、どこか思い出とか夢みたいになんかずっとふわふわ〜として実体を感じなかった。

全員ブロンド美人の箱入りシスターズ、纏う空気が儚げで触れたら消えてしまいそう。
その中でも唯一静かに反逆的なレックス、色気すごくて惹き込まれてしまう。
でもそこに温度は感じなくて。
届かなさが良かったんだろうなあ。

電話でレコード流すシーン好きだったなあ。
キルスティンダンスト可愛かったなー
なつき

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