ハングリーピッグ

ヴァージン・スーサイズのハングリーピッグのレビュー・感想・評価

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)
3.2
女の子の成長は思っているより早い。大人には理解できない悩みがある。大人もかつてそうだったはずなのに。

思春期は影響を受けやすい多感な時期だから1人の少女の自殺が原因で連鎖が起きてしまったような気がする。みんな頭の片隅に少女の自殺がチラついて離れない。

少女の好きだった死んだ木がそれを表してる気がする。
あの木を切り倒さないと他の木も死んでしまう。けど姉妹たちは切り倒さなかった。だから自殺した妹のことを忘れられず木が連鎖して死ぬように姉妹たちも亡くなった。
抑圧された環境から逃れる方法は他にもあるはずなのに一番身近な方法が自殺になっていた。
ハングリーピッグ

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