こんゆき

日本橋のこんゆきのレビュー・感想・評価

日本橋(1956年製作の映画)
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原作の泉鏡花は、明治〜昭和時代に活躍した小説家。小村雪岱をきっかけに知り、ずっと気になっていた作品。
「日本橋」は泉鏡花の代表作のひとつでもあり、小村雪岱が初めて装丁を手掛けた本とのことですが、清爽な本の表紙からは想像し難いくらいの、芸鼓二人によるドロドロとした恋愛物語でした。

文学作品としての正しい見方は置いておいて、夢見がちなおじさんたちの恋愛にめっちゃ嫌気がさしました。お孝のとった行動には共感しかないし、清葉にも同情する、、!

淡島千景と山本富士子はどちらも本当に美しかった。淡島千景は、ただ立っているだけで全てを表現する凄さがありました。
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