最高に美しいファンタジー。
エドワードや城のダークなデザインと、パステルな街の色彩の対比が印象的。この映画にはそういった一見ちぐはぐだけど何故かまとまっている、という不思議な魅力がある。異様な見た目のエドワードとそれを普通に受け入れていく日常。思いっきりダークファンタジーな城の造形の中にポップなデザインの植木。ずっと孤独だったエドワードとそれを集団で見に来るご近所さん。次第に変化していく人の心と純粋なままのエドワードの心。
知らない世界に興味津々なかわいいエドワード。怒りや嫉妬、愛を学んでいく姿に感情移入してしまう。雪の中踊るキムのシーンは本当に美しい…。何度見ても泣いてしまう映画。お巡りさんがめっちゃ良い人。
