ほおづき

シザーハンズのほおづきのレビュー・感想・評価

シザーハンズ(1990年製作の映画)
4.5
ティム・バートン監督作品の中ではこれが一番好き。

特殊な才能に秀でてる人って、対人関係は苦手だったり恋愛には疎かったりして、心理的な距離感を掴むのが苦手なヤマアラシのジレンマを抱えてしまうんだろうなぁ。
監督自身、もしかしたらそんな悩みを抱いていたのかもしれないって思わされる映画。

はじめの頃こそ珍しいもの見たさにちやほやするけど、ひとたび熱が冷めたときの町の人たちの様子が、移ろいやすい大衆のようで皮肉。