ほおづきさんの映画レビュー・感想・評価

ほおづき

ほおづき

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

いつもミュージカルって
主人公の妄想だと思って観るんだけど
そんなこと気にならないくらい
良い映画だった。

最初はありきたりなミュージカルかな
と思って観てたけど
バンドのコンサートあたりからかな?
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ザ・セル(2000年製作の映画)

4.5

映像作家の監督さんにによる映画デビュー作。
正直これだけの世界観と卓越した視覚技術から来る映像美を見せられたら
ストーリーなんていらないって思う。
  
石岡瑛子さんの衣装デザインと映像美術を楽しむだ
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

4.5

貞操を捧げているのに神は何も与えてくれない!
ってなげく男の葛藤を描いた映画。

と同時に、天才にも天才がゆえの不遇な境遇もあるのですよっていう映画。

世間を驚愕させる程の才能は無いけど
天才との越
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

視力を失うことの悲惨さは想像がしやすいけど、聴力を失ったときの辛さはあまり想像できていなかった・・・

聴力を失った無音の世界ってこんなに孤独感があるのかと・・・
ある意味、視力を失うことよりも恐怖な
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

音楽つくるのは楽しいぞっていう映画。

その昔名をはせていた音楽の名プロデューサーが、街角で元カレに裏切られたシンガーソングライターと出会い、紆余曲折ありつつ楽曲を作ってバズるまでのお話。

おじさん
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.5

スーザン・ボイルさんが一躍有名になった例の番組で、携帯ショップの店員さんがオペラ歌手の夢を掴み取るまでの実話の物語。

この映画観た後に
実際の映像見るとめっちゃくちゃ感動する。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

クイーンとかあまり知らなかったけど、ラストは本当に感動した。
この映画見ると、しばらくボヘミアンラプソディのピアノイントロが頭から離れなくなる病気にかかる。

8 Mile(2002年製作の映画)

4.0

1pac、2pac、3pac、4
4pac、3pac、2pac、1ってところ好き。

この映画のせいで
他の映画でも銃をズボンの中に入れるだけで
ハラハラするようになっちゃった・・・

自伝的物語なん
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.5

タイトルから音楽の映画かと思ってたらボクシングの映画だった。

と思ってたら
そこまでボクシングの映画でもなく
主役がどの人かわからないから多分群像劇何だろうとは思いつつも
なんだかぜんぜんとりとめも
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ソラニン(2010年製作の映画)

3.5

気の合うバンド仲間とメジャーデビューっていう野望もいつしか消えて、6年付き合った彼女と同棲を始める主人公。
なんとなく就職し
なんとなくギター弾いて
なんとなく日々が過ぎていく・・・
 
自分たちはど
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タイヨウのうた(2006年製作の映画)

3.5

YUIさんの歌懐かしい・・・
思い出補正で泣いちゃうけど
今見るとセリフ少ないなぁって感じる。

いつか輝いていた彼女は(2018年製作の映画)

3.5

MINT mate boxっていうバンドのヴォーカルの高校時代の実話のおはなしで35分の短い映画。

女子同士のマウント合戦が
ドキュメンタリーを観てるかのようなリアルさで良かった。
決して清々しさの
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.5

極度の吃音症で人前に出ることすら難しい女の子と
音楽で成功したいが音痴な女の子が
バンドを組んで文化祭に出るお話。

すっきりとしたサクセスストーリーではないのだけど、それぞれの”障害”を乗り越えて希
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キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.5

『ROOKIES』×GReeeeN×市原隼人さん
これはもう三種の神器
どれが欠けてもダメ。


『葛飾事件』とか『ビリギャル』とか
横暴で独善的な父親と
従順で無学な妻
その父親を恐れる子供たち
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ元気もらえる映画。

クレーム言いに行ってるのに
きちんとチケット購入して前列陣取る親御さん達が草

なんだかんだいって
ジャック・ブラックって人が
芸達者すぎておどろく。
 
この俳優さ
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.5

珍しいイランの映画。

同級生のノートを間違って持ち帰ってしまった主人公が、ノートを返すために住所もわからない彼の家を捜し歩く1日の物語。

ストーリーはほんとにたったこれだけなのに、
理不尽な大人達
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.5

ノーベル文学賞を受賞した作家、カズオ・イシグロ原作小説の映画化作品。
 
予告を見ちゃうと、なんとなく彼女らの「秘密」が薄らわかっちゃったから見なくてもいいかなと思っていたんだけど、『約ネバ』を読んで
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コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.5

『いまを生きる』を彷彿とさせる映画。

あちらはあちらで
なんか卑怯くさい手法で泣かせに来るなぁ~って思ったけど
こちらはまったく感動もできなかったから
結果的には『いまを生きる』のほうが手練れかもし
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いまを生きる(1989年製作の映画)

3.5

勉強一筋な学校で、異端児な先生に影響されてしまった真面目一直線だった生徒達が
夜な夜な隠れて集って不真面目なことして浮かれちゃった結果、案の定調子に乗ったマジメくんが大事件をおかしちゃう映画。


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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.5

父親のことをもっと知りたい!って言っているわりに、めちゃくちゃ息子に心を開こうとしているのはお父さんの方で、父親に対して壁を作りまくってるのは主人公の方だった・・・。

オンラインの方がいろいろと言い
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

タイ映画ってはじめて!
とても面白かった。

お金持ちの学校で、お金のためにテスト中にいろんな方法で周りの生徒に答えをカンニングさせてあげる女の子のおはなし。
序盤から緊張感の連続ではらはらどきどきさ
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ビリギャル(2015年製作の映画)

4.0

おもしろかった。

でも、またこういうお父さんのおはなしかぁ・・・
とも思った。
団塊の世代あたりの父親が出てくると、だいたい独善的で無神経な父親から過度な期待を受けた子供が不幸になるドラマが描かれる
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映画 鈴木先生(2012年製作の映画)

4.0

ドラマが大好きだったから鑑賞。
ドラマほどのインパクトはなかったけど好き。これはもうファンだからしょうがない・・・
  
ドラマは性教育がメインだったけど
映画は、綺麗事だけでは物事の本質は解決しない
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

4.5

小説『カラフル』の
こちらは実写映画化作品。

原作小説を読んでないから詳細わからないけど、アニメ版『Colorful』とはキャラ設定もストーリーもちょっとずつ違って
恋愛ストーリーになってたし
より
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カラフル(2010年製作の映画)

3.5

『河童のクゥと夏休み』の原恵一監督作品。

死んでしまった主人公が、生前での過ちを償うために、中学生の少年の死体に乗り移り現世に戻ってある課題を解決するっていうおはなし。

開始早々、天国やら天使やら
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河童のクゥと夏休み(2007年製作の映画)

4.0

『カラフル』の原恵一監督の作品。
むかしTVで見たことあったかも。
そのときは、河童もっとかわいくすればいいのにって思っていたのと、序盤の登場人物たちに嫌悪感がありすぎて最後まで見れなかった思い出。
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.5

作中に出てくる「アテスウェイ」ってケーキ屋さんは実在していて、いつも行列の店なんだけど、本当においしい・・・
今まで食べたケーキで一番好き。


細田監督はこの映画のころが好き。
だんだん大衆に媚びた
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

5.0

この作品の評判が良ければ
『渇き』で狂気的な少女を演じた小松菜奈さんに
神木隆之介くんが監禁されてあたふたと翻弄して逃げ回るシーンが次回作(第二章)で見れたのかと思うと
なんでこんなにも評価が低いのか
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少林サッカー(2001年製作の映画)

3.5

あんまり観ないスポーツ映画で好きな映画もう一個これあった。
とにかく笑った

ピンポン(2002年製作の映画)

4.5

映画化成功作品。
あんまり観ないスポーツ系映画で唯一好きな映画。

そもそも卓球っていう地味めなスポーツも
中二な気持ちで見れば
ここまでカッコよくなるんやっていうのを
気づかせてくれた!

『青い春
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青い春(2001年製作の映画)

4.0

叔父がスタッフとして参加していたらしい作品。
この映画を観たときは、松田龍平さんと曲がめちゃくちゃかっこいいなぁくらいにしか思ってなかったけど
機会があって原作を読んでみたら、オムニバス形式のぜんぜん
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.0

生徒会長をつとめた生徒は将来内閣入りが約束されるという日本一の名門高校が舞台で、野望を抱いた生徒達が政治力で争うっていうぶっとんだおはなし。

原作が面白かったから鑑賞したけど、菅田将暉さんのふりきっ
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セトウツミ(2016年製作の映画)

4.0

瀬戸と内海が河原で他愛もない会話するだけのおはなし。

お笑い、とくに漫才がすきだから。
こういうのは好き。
ずっと見てられる。
好きな芸人の漫才ネタを何回見てても飽きないから、この映画なら何回でも見
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何者(2016年製作の映画)

5.0

映画『桐島、部活やめるってよ』を観た後に原作が気になってこれと2冊を一気読みして、朝井リョウさん何者!?ってなって映画館観に行った思い出。

「何者」かになりたい。
たぶんそれは生きている理由みたいな
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

比較すれば原作の方が面白いとは思うけど、輝いている低ヒエラルキーの少年と悶々とした高ヒエラルキーの少年二人のラストの「邂逅」のシーン、そしてそこに繋がるまでの各エピソードからの収束は凄くきれい。

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おんなのこきらい(2014年製作の映画)

4.0

もてる女子
もてない女子
もてる男子
もてない男子
で、意見がぱっきりわかれそうな映画だった。。。。

「かわいいは正義」だけを信条に、周囲の男性にちやほやされながらも本命には相手にされずに強がって生
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