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シザーハンズのkkbbrkのレビュー・感想・評価

シザーハンズ(1990年製作の映画)
4.3
『シザーハンズ』(1990)
原題:Edward Scissorhands

手がハサミの人造人間エドワードの物語。彼は丘の上の城に一人で住んでおり、化粧品の営業でやってきたペグに連れられ、生まれて初めて外に出る。

音楽はダニー・エルフマン。つい最近見た作品だと『リアル・スティール』や『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』、『ビッグフィッシュ』の作曲を手掛けた巨匠。ティム・バートンとタッグを組む事が多い印象。彼の作風の中でも一番好きかもしれない。冒頭の悲しげだけどどこか希望を持っているような音楽で心を掴まれました。雪が降り、氷をエドワードが切っているシーンとても好きです、心が浄化されます。ラストで再提示されて涙が出ました。

語彙力皆無ですがティム・バートンの世界観はティム・バートンにしか作れないですね。本当にどうしたらそれ思いつくの?と毎回思うのです。そして、あくまでハサミは一例であり、マイノリティが理解されない世界を表現していると自分は解釈しました。

実際手がハサミの人がいたら自分はビビってしまうと思うのですが、ペグは見た目で判断せず、エドワードの心を見ていて本当に素敵な人だとは思いました。化粧品の営業マンとしてはややバッドですが笑
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