前作から1年後の1998年に公開のコナンの劇場版2作目
1997年から2020年までは毎年新作が公開されてたって凄いことです
小五郎回です
要は少し地味です
前作がクライマックスでしっかり見せ場があったのに対して
本作は毛利小五郎と妃英理(蘭ママ)の過去の出来事と重ねる形で
蘭と新一(コナン)が同じ状況でどのような行動を取るのか?的な
もちろん映画的な見せ場もあるけれど事件の特性上
無音演出だったり
劇場版ならではのダイナミックなカメラワーク
見せ場ではあるのですが
昨今のコナンに見慣れているのとなんとも地味
テレビスペシャル的なノリな作品だったりします
名前に数字が入った人物が殺されるという事件
その標的にするため
目暮警部は十三という名前が設定され
白鳥警部補(当時)には任三郎という名前が設定されたりしてます
この映画で被害者候補になるためだけにつけられた名前なんです
という意味ではコナン史の中でも重要な映画だったりするのかもしれません
日本語で書いて英語で読むタイトルも本作からです
内容はクリスティのABC殺人事件をオマージュというかほぼまんま
知ってる人は途中で分かっちゃいます
「黒鉄の魚影」の哀ちゃんとコナンの水中キッス(人工呼吸)
本作ですでに蘭がコナンにやってます
蘭と新一の関係性でニヤニヤすべきシーンなのですが
もう今は哀ちゃんの事を思い出してしまいます
なんだか昔の女な蘭姉ちゃん