フラワーメイノラカ

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃のフラワーメイノラカのレビュー・感想・評価

3.8
ルーカスがふたたび青春ドラマを真っ当に撮っている。私にとって『スターウォーズ』の創始者である前に『アメリカン・グラフィティ』の監督であるため、ファンにとって駄作扱いされてる本作こそがシリーズの中で最も好きな一本だった。
反体制的で悲惨だった70年代から楽観的な揺り戻しが受け入れられた『SW』、ここにきて完全なニューシネマとして返り咲いている。成長したアナキンはどこかジェームズ・ディーンのようだ。
前作が『ガンダム』だとしたら本作は『Zガンダム』感満載で、むしろ暴走する恋愛要素こそが魅力。