この作品いちばんの見どころはクライマックスの15分の長回しだろう。あんな大変なシーンをよく撮りきったと思う。
話の構成上、マイティがあまりラップをしないのは仕方ないが、もっと聞きたかった。イックのシーンでそれを補っているようだが、それでは主軸がぶれている感じがする。
SHO-GUNGと征夷大将軍はとても良いのだが、主であるはずのマイティパートがおまけみたいに感じてしまうバランスだったと思う。
最後の面会のシーンとライブ会場の長回しが褒められがちと思うが、東京の部屋でマイティと彼女がじゃれあうシーンもとても良かった。