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少林サッカーのchinsukoのレビュー・感想・評価

少林サッカー(2001年製作の映画)
4.5
DVD、ブルーレイ黎明期を支えた1本

内容の面白さもさることながら、本作で思い出すのはDVD、特にブルーレイ規格が発表されて間もない頃の今のようなサブスク等無かった時代の事です。

本作を見る選択肢はDVDのレンタルか購入しかありませんでした。ブルーレイはハードもソフトも高価で直ぐに手が出ない状況で、DVDも決して安くはなかった。

映画は好きでしたが今の様に身近ではなかったため、見る頻度は随分少なかったですね。本作を見たのは公開されてから4年後の事でした。

初見は衝撃が走りましたね。ほんとに面白いと感じて、その感覚は未だに残っています。

あの頃はDVDソフトのラインナップがさほど無かったので、本作は何十回と飽きるまで見ました。

ブルーレイ化が10年前くらいにされ、購入しましたが流石に見る機会は減りました。今回2年ぶりぐらいの鑑賞です。

当時のような衝撃は無いですが、チャウ・シンチー監督の撮り方や見せ方は、実に上手いなと改めて思いました。

元気をもらったり現実逃避に丁度良い作品の中の1つで、その位置は今でも変わっていません。
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