ローマおばさん

ハンテッドのローマおばさんのレビュー・感想・評価

ハンテッド(1995年製作の映画)
3.1
今はもう存在しないはずの忍者が1995年の日本にいた。

半導体輸出企業に勤めるフランス人。仕事で名古屋に来日し、商談がうまくまとまった夜。バーでひとり勝ち誇った顔で飲み、とある日本女性をナンパし成功。ムフフな夜を過ごした。

が、その女性をきっかけに謎の忍者軍団に殺されかける。命からがら逃げ出すも、忍者たちは素顔を見られてしまったので生かしておけないと、総動員で追いかけ回す。主人公もフランスに逃げ帰ればいいものを、「侍たるもの」という気概を持って日本国内を逃げ回る。侍は一切登場しないのだが。そして、わずか数日で忍者と戦える何かを会得していく。

監督はプリティウーマンの脚本家で、初監督作品。大真面目に撮っているあたりが観ているひとのツッコミ心をくすぐる。
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