Monsieurおむすび

見知らぬ乗客のMonsieurおむすびのレビュー・感想・評価

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)
3.8
電車で出逢うガイとブルーノ。
互いにいなくなってほしい人間がいる事でブルーノが持ちかける交換殺人。相手にしないガイを他所に勝手に実行し、執拗にガイを巻き込もうと迫るブルーノの欠落感満載の恐怖。
ヒロインはお決まりのブロンド美女ではなくブルネット。ブルーノがガイに仲間意識や親近感の抱くような趣きもあって、一方的ではあるが愛憎劇にも思える。
もしくはブルーノというサスペンスフルなキャラクターを描く為なのかも。

眼鏡に写る殺人
テニスボールを追わない観客
高速メリーゴーランド
よく思いつくなというヒッチコックの映像マジックに一瞬で沸き立つ。
Monsieurおむすび

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