ゆ

パッセンジャーズのゆのネタバレレビュー・内容・結末

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはここの評価ほど悪く無かったと思う。割と全編退屈せずに見られた。

単純だから、航空会社が事故の記憶を持つ生存者を抹殺してるっていうミスリードに見事に嵌って完全にそう思い込んで見てたから、ラストは衝撃だった。
まさかアンハサウェイ自身が事故に巻き込まれて亡くなってたなんて…
最後の方の、アーキンの「事故は自分のせい」っていう言葉でようやく「おや?もしかしてパイロットはこの人??」ってなって、そっから一気に繋がって理解できた感じ。

先に天国に行った自分の身近な人が、死を自覚させようと導いてくれるっていう設定はめちゃ良かった。
不思議なおばさんも、血縁の人だったんだなあ。同僚ぽかった黒人男性も、まさかの恩師。

これは本当に個人的な好みだけど、最後メッセージカードを見つけたお姉さん、微笑みじゃなくて涙ぽろりと溢してくれたらもっと良かった気がする!
喧嘩別れのまま妹ともう二度と会えなくなってしまって、きっと後悔とか悲しさとか悔しさとか色んな感情が渦巻いていただろうから、それが見られたら良かったなあ、なんて!
ゆ