よだれどり

アナタハンのよだれどりのレビュー・感想・評価

アナタハン(1953年製作の映画)
-
物、人、影を使ってこれでもかと画面を多層化してゆくスタンバーグの情熱。ケイコがだんだん美しく見えていくのは真っ当かつ誰でもはできない演出なんだけど、それも最後の切り返しでの顔との比較の布石なのには参った。ナレーションがかったるいが、観察者の視点を常に意識させることには成功している
よだれどり

よだれどり