デブチンバラ

SR サイタマノラッパーのデブチンバラのレビュー・感想・評価

SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)
3.5
IKKU(イック)とTOM(トム)の二人はラッパーになることが夢で、その想いは一つのはずだったが、物事はそう簡単にはいかず、やがて二人の気持ちはばらばらになってしまう。ラストシーン、IKKUがバイトしている定食屋にTOMが仕事先の先輩たちと一緒に客として現れる。未だラッパーになる夢を諦めてないIKKUはTOMの姿を見た途端、ラップで思いの丈をぶつける。それに対して、TOMは夢を追い掛けたいけど、現実はそう簡単ではないことをラップに乗せて訴える。ワンシーン・ワンカット、フィックスで捉えられたその邂逅の場面が胸を打つ。
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