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真実の行方のLIVERPOOLのレビュー・感想・評価

真実の行方(1996年製作の映画)
4.3
ハレルヤから始まる1つの真実。
大司教の血と指輪。
自身の正義を貫く敏腕弁護士。
アーロンの弱さとロイの強さ。
このコントラストを完璧にスライドさせ、表現したのがエドワード・ノートンのデビューだと知り脱帽。
リチャード・ギアも良い。
元彼女の検事を上手く転がし操る技量と端正な表情。
全てにおいて色気が凄い。
鉄格子を挟んで対峙する最後。
空気感と表情、言葉に揺れる。
それすらも本当の真実かどうか。
人の心と人格は証明出来ない。
それだけは真実。
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