選ばれし12人の男女が、「手にした100億円の電子マネーを好きなように使って閉塞感漂う日本を救う」というゲームに翻弄されていくTVアニメシリーズの後日談であり、むしろ主題でいえばこっちが本編。
流石に一昔前の作品なので今とは若干の情勢が違えど、根幹にある「日本社会の既得権益って？」とか「現代社会における若者の立場ってなんなんだ？」とか、日本で生まれ育てば誰もがぶち当たる問題にサイエンスフィクションを交えて切り込んでいく作品。
相変わらず神山監督の鼻に付く嫌な感じはするものの、キャラクターが誰も彼も魅力的で、内容も解りやすくめちゃくちゃ面白い。
何より主人公の滝沢朗がイケメンすぎて。
主人公が強い魅力を持つ作品って最高だよね。
