あんり

不連続殺人事件のあんりのネタバレレビュー・内容・結末

不連続殺人事件(1977年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ひとりで観るには難しかったと思います。解説者がいてくれたので理解しながら楽しめました。
席順で人を覚えていくと良いです。あと頭を使うので甘いものがあると良いです。

犯人はえ、この人なの!という気もするし、やっぱりこの人か…という気もする。

夫婦はわるいことをする旦那または女房を叱ってやる愛のかたちがあり、同時にいいこともわるいことも一緒にやる愛のかたちもある。夫婦や添い遂げる姿は人の数ほど存在するためそこに悪など見つけられるはずがない。
と今は言うがこれから悪の形を見つけるかもしれない。私だけの世界の測りは無常であり、私の物差しで見る世界は常に大切にしていきたい。

あと8人の殺人を140分で語る本作『不連続殺人事件』を観た後、900万人の虐殺を32分で語るアラン・レネの『夜と霧』を思い出し、映画の「時間」を考えさせられた。
あんり

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