星降る夜にあの場所で

離愁の星降る夜にあの場所でのレビュー・感想・評価

離愁(1973年製作の映画)
4.6
漢たちも男子力を磨くべし(笑)➈

何とも不愉快で腹立たしいことながら、クソナチを上手に絡ませることによって、とんでもなく泣ける作品が生まれてしまう事がある。
本作はその最たる一例です。

不倫が絡んでいるので、女性によっては「はぁ?マジで?」なんてことにもなるかもですが…
そういう意味では、男性に鉄板でお薦めしたい秀作です。
それほど涙もろくない方でも、うっ…とくるかも。
因みに私は当時号泣。

主人公が振り返った瞬間、私たちはこんなことを思うことでしょう。
【おい!おい!おい…あんた正気か?あんたがしようとしてる行動がどういうことか分かってるんだよね?嫁さんと子どたちはどうするのさ?深呼吸してもう一度よく考えろ!えっ!気持ちは変わらないのか!あんたって奴は…】

緊張感から解放されてため息ひとつ。
喫煙者ならライターではなく、ここはあえてバードアイマッチ(一時ハマった)で火を付けて一服しながら(庭にデッキチェアなんかあったら尚良い(笑))遠くを見たくなる(西部劇風に)

男子力を超越して人間力、文句なしの100%!!!

明日からレンタルのようです。
先日ご紹介した同じナチ絡みの「悲しみは星影と共に」の購入は考えるとして、まずはこちらで泣いてください☆彡