しんや

バニー・レークは行方不明のしんやのレビュー・感想・評価

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)
3.6
ロンドンに居る兄を頼って、パリから越して来たシングルマザーのアン。
引っ越しでドタバタしている間、保育園に預けた娘バニーが失踪してしまう。

忽然と消えたバニー。
保育士を始め、誰もバニーの姿を見ていない。幼少の頃から妄想癖があるアンに対して、そもそもバニーは存在するのか?という疑惑も生まれる。
そういや、私達観客も一度もバニーを見ていないなぁ〜同じようにアンに対してうっすらと疑いが立つ。
でも疑惑に一気に傾かずに、誘拐としてバニーの行方を探す警察もきちんと描かれ、
そこら辺のバランスはお見事で、一気に物語にのめり込んでしまった。

そして、真相が分かってからの展開もスリリングだし、面白い。
終盤のブランコのシーン、あれは何だ‼︎
ちょっと唸ってしまったな〜

前々から見たかった作品だけど、期待以上、想像以上に斬新で満足だった。
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