古典の名作サスペンス。
名作たる所以、分かります。
分かるんだけど、めまぐるしく変化するこの慌ただしい時代に生き、様々なジャンルの強い刺激を受けている私には、
正直言って
長かった。
丁寧に描かれているからこそのキレのある転換、というのは分かる。
俳優陣の演技が素晴らしい!
どこにオチがつくのかも分からなかったし、とにかく演技も含め鮮やかだった。
でも、長い。
実際の時間じゃなく、体感として長い。
古典の名作に共通するこの感じ。多分あの頃はこんな風に丁寧に展開するのが定石だったんだと思う。
面白くなかった訳じゃない。
疲れてたのもあったのかもしれない。言い訳みたいだけど。
終わりまで見て振り返ると、ミスリードのためのよくわからん登場人物や、そんな人ならアナタ、さめざめ泣く代わりに疑ってかかる余地あったんじゃない?って、現実に引き戻されてしまう部分もあった。
これまた古典観るときの私あるある。
そして、ローレンス・オリビエのかっこよさに度肝抜かれました。ちょっとキリアン・マーフィに似てるのね‥‥と思ったらケア・デュリアという俳優さんだった!
道理でどんだけ調べてもローレンス・オリビエに似てない訳だ。ニューハウス刑事だったのね💦