地震はイヤ

若い東京の屋根の下の地震はイヤのレビュー・感想・評価

若い東京の屋根の下(1963年製作の映画)
3.4
吉永小百合さん一家に下宿する事になった浜田光夫さん。ひとつ屋根の下で暮らす二人は常にいがみあうが…
家族、夫婦、そして素直になれない微笑ましく爽やかな若者達の姿を描く。

まぁ、色々問題は起きるけどハッピーエンドの物語。
吉永さんが浜田さんを好きになるきっかけが弱い。それと吉永さんに「おせっかい!」って言われて、心に響いて悩む様な浜田さんのキャラ設定でもなかろうにと思った。各兄夫婦のエピソードも少し唐突、強引、安直気味。

でもまぁ色々と盛り込み過ぎだけど、それなりにまとめてるし、吉永&浜田の爽やかさを感じさせてくれるのはお上手でした。
三宅邦子さんがいるだけでワンランク上の家庭に見える。ラストの曲もええね。