けーはち

太陽の季節のけーはちのレビュー・感想・評価

太陽の季節(1956年製作の映画)
2.8
元都知事・石原慎太郎の若かりし頃の小説の映画化。アレで障子を貫いて🍌💥みせるくだりはあまりに有名だが、問題のシーンは映画じゃ明確ではなかったな🤔56年、経済白書が「もはや戦後ではない」と謳う年、カビくせェ古来の倫理観に一発かますぜェ〜、と万能感に息巻いた裕福な都会っ子の若気の至りの塊な作品。軸には長門裕之と南田洋子(後に実の夫婦)カップルの無軌道で不実な恋愛があるが、そこは今や大した話でもなくて、今見て面白いのは石原兄弟の友情出演とか、バンドマスターとして日本人離れしたハンサムの岡田真澄が出てるところかな。チョイ役の彼らの方が主演の長門裕之よりよほど垢抜けているじゃないかね🤩