けーはちさんの映画レビュー・感想・評価

けーはち

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幻夢戦記レダ(1985年製作の映画)

3.5

アメコミのアマゾネス的ビキニアーマー女剣士をイラストレーターいのまたむつみが可憐にアレンジ、80年代以降「ドラクエ」等の日本での「お色気・萌え」要素&ヒロイック・ファンタジー路線の嚆矢といえる東映のO>>続きを読む

グランド・マスター(2013年製作の映画)

3.3

詠春拳の達人でありブルース・リーの師であるイップ・マン(トニー・レオン)を中心に、父の仇討ちを果たす八卦掌の伝承者であるヒロイン(チャン・ツィイー)、その仇である形意拳の使い手(マックス・チャン)、“>>続きを読む

ジャッキー・コーガン(2012年製作の映画)

2.0

チンピラに金を奪われた賭場の親分が、殺し屋を雇って場の番頭を見せしめに血祭りにあげ、それから賭場荒らしどもを始末する。それだけの話だが、主演ブラッド・ピットをはじめイカツイ男どもが下卑た話題を交えつつ>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.9

MCU・アベンジャーズの精神的支柱、不撓不屈の男『キャプテン・アメリカ』の第1作。監督はルーカスの下で長くVFXアーティストとして働いたジョー・ジョンストン。監督作は少ないが『ロケッティア』『ジュマン>>続きを読む

ひぐらしのなく頃に 誓(2009年製作の映画)

2.6

「昭和の田舎伝奇ホラー+ミステリー&サスペンス+美少女ゲーム+ループもの」ノベルゲーム『ひぐらしのなく頃に』実写映画の2作目。

強い疑心暗鬼を抱くと喉をかきむしり発狂する未知の風土病が蔓延する土地で
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機動戦士Zガンダム III -星の鼓動は愛-(2006年製作の映画)

3.2

新訳Zの3作目。ティターンズ vs エゥーゴの戦線にハマーン・カーン率いるジオン残党アクシズ勢が参入。そしてシロッコがティターンズを離反し独立勢力として動き出す。終盤、混沌を極めた展開は原作からあいも>>続きを読む

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.4

意中の人に言い寄り、少しでもトチったら「1分間タイムマシン」で時を戻す‼︎──しかし気軽なタイムトラベルには思わぬ代償が⁉︎

タイムループでリトライして最適解を求めるタイプのお話を、世界一、ミニマム
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21オーバー 最初の二日酔い(2012年製作の映画)

3.0

友人の結婚式前夜男3人で酔ってバカ騒ぎする『ハングオーバー!』の脚本家による、21歳(飲酒可能年齢)の誕生日バージョン。悪友&酒の失敗談アホアホ映画の2番煎じだが、出来具合はまあ「シモネタでしか笑えな>>続きを読む

ノー・マーシイ/非情の愛(1986年製作の映画)

3.0

相棒を殺られたシカゴの刑事(リチャード・ギア)が復讐のためニューオリンズへ。手がかりはボスの女(キム・ベイシンガー)。

アメリカで州を跨いだ捜査はFBIの管轄で地方刑事が縄張りを超えて追走するのは通
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.2

本人のパブリックイメージと裏腹に“陰”の気が漂う暴力ギャンブルクズを演じる香取慎吾という意外性のあるキャスティングがほぼ全て。SMAP随一の剽軽者で恰幅よくて活発にお道化るお茶の間の人気者が実は根っか>>続きを読む

名誉と栄光のためでなく(1966年製作の映画)

3.1

かつてフランスが支配していたベトナム、アルジェリアが独立していく最中、戦争で手柄を上げ出世していくフランス軍人と、その部下たちの物語を描く。フランス軍が舞台だがアメリカ映画なので全編英語(ロケはスペイ>>続きを読む

未来警察(1985年製作の映画)

3.0

未来社会で時折起きるロボットの暴走を処理する専門部署の警官が主人公のSF映画。後に『ER』・『ジュラシック・パーク』が大ヒットとなるベストセラー作家マイケル・クライトンが自ら監督する。「革新的技術vs>>続きを読む

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

2.7

大島渚監督のBL作品。英国軍の俘虜を管理する坂本龍一が、反逆者デヴィッド・ボウイに心乱れる。お化粧バッチリのサカモト教授×軍服の色に合わせたおしゃれマフラー巻いた反抗的美青年ボウイの関係、悪戯めいた仕>>続きを読む

機動戦士Zガンダム II -恋人たち-(2005年製作の映画)

3.0

新訳Zの2作目、ハマーン・カーン登場まで。シリーズ中盤戦で1作目にも増して情報量が厚く、その分TV版からカットされたシナリオも大量(フォウ、ロザミア関連やダカール演説)。

カミーユの悲劇的結末もなく
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.4

「たれぱんだ」「リラックマ」等のサンエックスが手掛けるキャラクター「すみっコぐらし」。寒がりのしろくま、食べ残されたとんかつの切れ端、気弱で謙虚なねこ、自分探しをするぺんぎん(カッパ?)etc. ファ>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.5

DV男の元から逃げた妻だが、彼は光学迷彩の研究の第1人者。プレデターばりに姿を消して近づいて地道に嫌がらせを働き彼女を孤立無援にする。リー・ワネル監督、ブラムハウス製作のウェルメイドな低予算作品。>>続きを読む

透明人間(1933年製作の映画)

3.7

自分の体で透明化実験に成功した科学者が狂気に走る。包帯ぐるぐる+グラサンのお馴染みのスタイル確立の元祖『透明人間』 1933年公開作。透明部分のフィルム合成が意外と自然なので驚き。

暴走モンスターと
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世界でいちばん悲しいオーディション(2018年製作の映画)

3.5

アイドル事務所WACKのオーディションに密着したドキュメンタリー映画。

本作によるとWACK所属のアイドルオーディションは1週間程度の合宿でニコ生を用いてリアルタイム中継し、視聴者の投票を加味しふる
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.1

「荒地の魔女」に老婆になる魔法にかけられたヒロイン(声:倍賞千恵子)、謎めいたイケメン魔法使いハウル(声:木村拓哉)のところへ転がり込む。スタジオジブリのファンタジーアニメ。

文明レベルは第一次世界
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ひぐらしのなく頃に(2007年製作の映画)

2.5

昭和58年の夏、血なまぐさい逸話をもつ奇異な風習を残す雛見沢という山奥の寒村で夏が来るたびに巻き起こる惨劇が今年も──横溝正史じみた田舎ミステリー・ホラーだが、「ひぐらし」の特徴としてはその発表形態に>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.7

『ドッグヴィル』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』等、鬱展開に定評のラース・フォン・トリアー監督。建築家でアーティスト気取りの殺人鬼ジャックが理想のお家を建てる話。

女・子供を狙ってたっぷり怖がらせ痛め
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劇場版『えいがのおそ松さん』(2019年製作の映画)

-

TV版は1話(他作品パロディ満載のアナーキーな回。円盤未収録)だけ鑑賞済で劇場版チャレンジだったが20分ほど見たところノリについていけなくなったので断念。

薄暮(2019年製作の映画)

2.8

山本寛監督、京アニで『涼宮ハルヒ~』等のヒット作に携わる華々しいキャリアを積むも、様々な問題、紆余曲折を経験した結果、アニメ業界人にもかかわらずアニメオタクを強く憎むに至る人物である。福島県いわき市が>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.6

妻を亡くした男のヒューマンドラマ。妻に愛はなかったが、彼女の死後、様々な奇行に走ったり自販機故障でクレームをつけた先の担当者の家族に粘着しているうちに、実は心の底には愛があったことを思い知るのだった。>>続きを読む

機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-(2005年製作の映画)

3.5

1985~1986年のTVシリーズ『機動戦士Zガンダム』を劇場版3部作に再編集。Z自体は今でこそ1stガンダムの続編として評価が安定し名作扱いだが、連邦軍の内紛に始まり、主人公カミーユの精神崩壊に終わ>>続きを読む

ファンタジア(1940年製作の映画)

4.0

1940年ディズニー初期の不朽の名作。「クラシック音楽の名曲にイメージ映像をつける」って試みは、MTV以降の現代のミュージックビデオ文化に通ずるコンセプトで、抽象アート的、サイケデリックで幻想的であり>>続きを読む

モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.5

人気ゲーム『モンスターハンター』の映画化。監督ポール・W・S・アンダーソン、主演ミラ・ジョヴォヴィッチ、言わずと知れた『バイオハザード』夫妻である。

本作の予算はB級とするには贅沢だがハリウッドでA
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復讐少女(2012年製作の映画)

3.3

'96年バルカン半島──戦災に紛れて少女をクスリ漬けにして売春させる娼館の主人に寵愛され、小間使いをする聾啞の娘は、唯一手話で会話出来る友人を絞め殺され、衝動的に客を刺す。仲間の軍人たちの猛追を逃れる>>続きを読む

恋のしずく(2018年製作の映画)

3.4

醸造学を専攻しワインソムリエを目指すリケジョが苦手な日本酒の酒蔵に実習に。

関係ないが改めて「リケジョ」って言葉聴くと色褪せた感あるな。今どき○○女子なんてカテゴライズ自体憚られるもんね。

本作は
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英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

3.5

最後の英領インド総督マウントバッテン卿の視点にてインドの独立を描く時代劇。宗教対立が主因で統一インド成らずパキスタンが分離独立するのは歴史が示す通り。それを若いカップルの泣き別れに象徴させ、歴史のうね>>続きを読む

偉大なるマルグリット(2015年製作の映画)

3.2

サロンで戦災孤児への寄付を募る篤志家で資産家の奥様。誰も指摘しないが彼女は壊滅的な音痴。そんなことは露知らず気持ちよく歌っていると、野心家の新聞記者に持ち上げられて、ついにパリのコンサートホールでリサ>>続きを読む

ブラックブック(2006年製作の映画)

3.9

オランダ生まれのユダヤ人女性ラヘル、偽名エリス(カリス・ファン・ホーテン)はイスラエルで旧知の友人と出会い、第二次大戦時中の壮絶な生涯を回想する──ナチ=悪、レジスタンス=善、ユダヤ人=悲劇の主人公と>>続きを読む

ムーラン(2009年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ディズニー映画で有名な『ムーラン』の本家本元・中国バージョン。病の父の代理で兵役につき、異民族との戦いで北魏王朝を勝利に導いた男装の英雄・花木蘭の伝説をベースにしているのは同じだが、本作はコテコテの古>>続きを読む

パパが遺した物語(2015年製作の映画)

3.0

元・売れっ子作家であるシングルファーザーと娘の物語。過去パートは父親=ラッセル・クロウ、現在パートは娘=アマンダ・セイフライドを主人公として並行して見せる。過去パートはラッセル・クロウの演技頼り、現在>>続きを読む

世紀末救世主伝説 北斗の拳(1986年製作の映画)

3.3

『マッドマックス』っぽい世紀末ポスト・アポカリプス世界で、ブルース・リーっぽい主人公ケンシロウが一子相伝の拳法一本で戦う『北斗の拳』劇場版。要所は押さえながら思い切って原作改変したストーリーで、トキ、>>続きを読む

デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-(2011年製作の映画)

3.5

イラン・イラク戦争のさなか白亜のイラク大統領宮殿に呼び出された一介の軍人ラティフ・ヤヒア。彼に課せられた任務は顔貌のよく似た大統領の放蕩息子ウダイ・フセインの影武者だった。

リー・タマホリ監督による
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