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END CALLのはのレビュー・感想・評価

END CALL(2008年製作の映画)
1.8
通話時間分の寿命と引き換えに願いが叶う、禁断の番号にまつわるホラー話。

通話時間分て数分でしょ?
それだけでどんなデメリットを生み出せるの? と興味を持って視聴。
通話後、ダウンロードされるなにかによって、通話時間が5時間半延長されるものの、たったそれだけの時間でどんなマイナスをつくれるの?
と、ワクワクしながら設定が回収されるのを待つ。

…今も待ってますよ?

設定のルールが守られないシナリオって、この手の筋書きで初めて見た。

寿命の代わりに願いを、って、例えるならローンで欲しいものを手に入れたって話。
ローンの規約内でいかに苦しめるかって事で、安易に願いを叶えた登場人物の愚かさを描いたり、考えつかなかった落とし穴にぞっとさせたり、その辺が見せ場になるはずでしょ?
なのにいきなり数十倍の利子がついて一括返済とか、もうほとんど事故による突然死みたいなものでしかなく、話としての脈絡もなにもあったもんじゃない。

歯ブラシとカミソリを間違えて歯磨き、とか、自分的にツボな都市伝説を映像化してくれたのはよかった。

何気にアメリカ資本の邦画で、アメリカで先行公開、ヨーロッパなど10か国で公開された作品なんだそうですね。
…どんな反応だったのか知りたいですね。
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