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竹久夢二物語 恋するのファンロードのレビュー・感想・評価

竹久夢二物語 恋する(1975年製作の映画)
1.5
明治39年12月、東京早稲田

たまき(梶芽衣子)に結婚してくれと言い寄る画家の竹久夢二(北大路欣也)

軽くあしらわれる夢二。しかし、その後、夢二とたまきは愛し合い結婚する。

明治43年5月

夢二とたまきは離婚していた。
自由になり、たまきのところに転がり込む夢二だったが、すぐに出ていく。

明治44年、帝国劇場に訪れる夢二。

大正元年10月

たまきのところに現れる夢二。
よりを戻してくれと言う夢二。

大正3年秋

たまきと夢二のところに現れる美大生の彦乃(中野良子)

作品を見てくれという。

その後、散策する二人。

夢二と彦野は人のいない建物の中でキスしてしまう。

浪曲を聞く夢二と彦乃とたまき。

彦乃と結婚しなさいと言うたまき。出ていく夢二。

彦乃の家に行き、夢二と彦乃を結婚させてくれと頼むたまき。

あしらわれるたまき。そこに帰って来た彦乃をひっぱたく父親。

家でたまきをひっぱたく夢二。

大正5年夏

浜辺でたまきに別れを告げる夢二。
逆上した、たまきはあなたを殺して私も死ぬと言って小刀をふりまわす。

彦乃と愛し合う夢二。

彦乃との優雅な日々をおくる夢二。

大正7年4月

彦野と仲間と家で食事をする夢二。

夢二の展覧会。彦乃は病を患っていた。

汽車で長崎へ向かう夢二と彦乃。

ふしどで休む彦乃を看病する夢二。

そこへ父親が彦乃を連れ戻しに来た。

大正8年春

新しいモデルと絵を描き続ける夢二。ある日、彦乃が帰ってくる。

大正9年1月

夢二のパーティーが行われた。彦乃は天に召す。


こうしてストーリーを文章に書き起こしてみるとよくわかるが、
ただ、無駄に月日が過ぎていくだけで、
ストーリーらしきものが何もないくだらないゴミ映画である。

まあ、世の中の95%はつまらないゴミ映画だがね。

この手の時代モノによくあるが、明治大正の町並みというものはほとんど再現されておらず、写されていない。

まあ、CGもない時代だからしかたないが、CGならそれはそれで、とても嘘臭いからいずれにしてもだめだ。

映像的にも特に価値も魅力もないと思う。
大正ロマンの雰囲気を味わえる映画でもない。
まあ、見る必要はない映画。

1975年の作品とはいえ、登場人物の多くが70年代の髪型なのは少し気になった。

中野良子に興味があって買った映画。

少ししか写ってないが、大谷直子が美しいと思った。