ベイティ「シャンプー」を観て、続けて本作を観た。どちらも女にだらしのないダメ男。本作には清順「夢二」の陶酔感がなく、加藤泰の脚本と斎藤耕一の感性が違い過ぎる。平成の「同胞」も醜悪な作品で、困った2本…
>>続きを読む斎藤耕一は好きな監督ではあるが、その全盛期は短く、丁度この映画ぐらいから打率が急落する。
そもそも映像派が売りだったはずなのに、鈴木清順の『夢二』のように映像に凝るわけでもなく、たまに夢二の作品が適…
明治39年12月、東京早稲田
たまき(梶芽衣子)に結婚してくれと言い寄る画家の竹久夢二(北大路欣也)
軽くあしらわれる夢二。しかし、その後、夢二とたまきは愛し合い結婚する。
明治43年5月
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竹久夢二とたまき、彦乃の関係を、当時の社会情勢を交えて描く。
分かってても彦乃のお父さんの気持ちを思うと悲しすぎる…。
東郷青児の名前が「東上」になっていたのは、まだご存命だった東郷青児を気にしてだ…
つまらない作品。
とにかくストーリー展開が悪い。流れがなくぶつ切り。竹久夢二物語ではあるが夢二を描けてない気がする。女優さん二人とも微妙。途中チラリと登場する大谷直子(松井須磨子役)は情熱的な感じで…