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ヴィデオドロームのKのレビュー・感想・評価

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)
3.9
主人公はテレビに取り憑かれて抜け出せなくなってる、という単純な見方をすると観やすいし、面白くなる。

受動的なものを能動的に取得していく過程で、非現実なのものを現実だと錯覚し、暴力的に破壊的に盲信的になっていくのはリアルだと思う。

別にテレビではなくても良くて、スマートフォンでも、音楽でも、仕事でも、愛でも、芸術でも、同じことだ。

そして、死にたい気持ちも、分かる。
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