てぃだ

ヴィデオドロームのてぃだのレビュー・感想・評価

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)
3.4
難解って聞いてたんだけど、「裸のランチ」を先に見ていたせいか、あっちよりずっと分かりやすくない?と思った笑。「身体の変体」というか「内部からの崩壊」みたいな、形あるものが通常の形でなくなっていくグロテスクさは今回も顕在で、ビデオに吸い込まれたり、銃と腕が一体化したり、ビデオ内の人物への鞭打ちという悪趣味なSMがあったり、主人公の腹にビデオの挿入口のような穴が空いたりする。観賞後とある批評を読んだらあれは「女性器の穴=ヴァギナ」であり男性至上主義の男の身体が女性化するというシュールな悪夢らしいけど知らねー。因みにオリジナル版は女性にペニスが生える演出があるそうなんだがカットされてんだとか。そっちも見たかったなー。
てぃだ

てぃだ