だんぷまみず

ヴィデオドロームのだんぷまみずのレビュー・感想・評価

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)
2.5
課題①
TV局のお偉いさんがたまたま傍受した映像をきっかけにおかしくなっていくお話。なんだろうか、正直見終わっても何が起きたのか理解が追いつかんかった。

TVから流れてきたのは拷問や殺人シーンのみの「ビデオドローム」という映像。恋人が興味を示して一緒にみていたら、それ以来幻覚を見るように。彼女はそれが制作されていると言われるピッツバーグへ行ったと思ったら、以降映像に登場するように。幻覚ではビデオテープが呼吸する様に動いたり、TV(昔のでっかいやつ)に彼女のドアップ唇が出てきたと思ったら、それにどっぷり飲み込まれたり、老人を鞭で打ったり。

傍受したと思っていた映像も仕組まれた物で、頼りにしてた社内エンジニアと、「ビデオドローム」製作者はグル。アメリカ中にこの映像を流す様にTV局を利用しようと、殺人を誘導するため、主人公にビデオテープを挿入(主人公の腹にはアレみたいなちょうどビデオテープが入る割れ目が幻覚なのか存在)。達成したかと思いき黒幕達も殺して、主人公も「ビデオドローム」の映像の指示通り、肉体を破壊(自殺)してエンドって書いても何言ってるかわからん。

幻覚に使われる特殊メイクや小道具もすごい。右手を侵食する拳銃や、幻覚を記録するヘルメット、蠢くTVとか。記憶から離れなさそうな映像だった…