はち

フラガールのはちのネタバレレビュー・内容・結末

フラガール(2006年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

あまぷらで視聴。

昭和40年頃の福島県いわき市の炭鉱の町が舞台。
炭鉱が閉鎖され、いわき市にハワイを作ろう一大プロジェクトが立ち上がる。
ハワイアンセンターの目玉イベントとしてフラダンスを行うことになり、町娘たちにフラガールの募集がかかる。そこには、プロのフラダンサー講師が派遣される。
露出の多いフラダンスなど恥とされてきたこの時代に、東京からやってきた余所者のまどかへの風当たりは強い。頼みの綱のフラガール達も、ダンスなどやったことのないど素人。本当にフラダンスショーなんてできるの?!

とまあ、よくあるストーリーではある。女性は炭鉱夫を家で支えるのが幸せとされてきた時代から、女性が好きな仕事で輝く時代への転換、男尊女卑からの転換点として描かれる。
これが娘対母だったり、娘対父だったり、村民対余所者のまどかだったり、それぞれの構図からこの時代の転換点を描いていて面白い。
そして最後の圧巻のフラダンスショー。めちゃくちゃかっこよかった。フラダンスというとゆったりしたダンスを想像するが、タップダンスのようなテンポのよいかっこいいダンス。蒼井優もめちゃくちゃ綺麗だった。
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