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嘆きの天使のlingmudayanのレビュー・感想・評価

嘆きの天使(1930年製作の映画)
3.0
シネマヴェーラにて16ミリフィルムで観賞。まだフィルムがあるというのは凄いが、お世辞にも画質は良くないし字幕も十分ではないと思う。
マレーネ・ディートリッヒの楽屋に隠れている学生たちを映す際、ディートリッヒの脚をしつこく捉えるカメラがスケベで良い。高校教師を辞してピエロと化したオヤジがかつての同僚や教え子たちの前に登場するシーンの痛々しさは居たたまれないし、そこからの暴走には悲しい爽快感がある。
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