登場人物がみんなキャラが立っているのに漫画的ではなく、本当に存在してそうなリアリティーのある性格をしていて感心してしまう。
こういうキャラクターは書けそうで書けない。
OPやテロップがオシャレですごくいい雰囲気。
普通なら重くシリアスになりそうなストーリーを軽いタッチで描いていて観やすい。
最後の方の離婚の展開は唐突な感じがして、ちょっと困惑する。
ただ、その後も作風を崩さず、観客に感情を押し付けない描き方が良く、じんわりと良い余韻を残したまま終わる。
この一貫した作品の雰囲気がとても好き。
ジュノの父親役がJ・K・シモンズだが、これ本当に『セッション』のあの鬼と同一人物か！？と思うくらい柔らかい雰囲気を持っていてビビる。
