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JUNO/ジュノのkuziraのレビュー・感想・評価

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)
4.3
"妊娠"が大事な物語のキーワードになっている映画だけど、きっとこの映画は「大切な人と一緒に居続けられる」可能性を証明する映画だと思う

大事なワードが凄くこの約100分に詰められてて感動した。同時に荒っぽい言葉と軽率に思える行動、笑えるジョークも絡めて詰められてるから楽しさがとまらない、

アメリカらしいカラフルな食べ物の様に、ポップでチャーミングでもやっぱり毒々しさがある生意気なジュノ

そんなジュノの魅力が見た目同様、お腹いっぱい大きくなっていく、破裂しそうなくらい好き
それと同時にブリーカーが堪らないくらい僕は好きでして、浅はかな彼なんですけどジュノを大切に想う囁かさ、囀り、そんな頼りない彼の包み込み方に疼きました


魔法使いみたいに何でも上手くいくようには物事は進められない、
だけど家族や友達、好きな人の寛大さがどんどん魔法みたいに作用して
人として成長していく、命として成長していく
これは誰でも備わってる大切な魔法

ジュノとブリーカーの2人の永遠を心から応援し祝福したくなるハートムービー

映画の余韻はオレンジ味のフリスクを心の中に放り込んだ爽快さと心地よさ


姉のお腹から今にでも出てこようする赤ちゃんに物心がついたら「JUNO」を教えてあげよう
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