ホラー好きのお馬鹿さん

ファイナル・カットのホラー好きのお馬鹿さんのレビュー・感想・評価

ファイナル・カット(2004年製作の映画)
2.8
近未来、人々は全生涯の記憶を、脳に埋め込んだチップに記録し、死後その記憶を編集し追悼の席で上映していた…。(キネマ麹町より)

主人公は記憶の編集者。そんな彼は過去にトラウマがあって、そのトラウマの鍵がとある依頼者の記憶の中にあった。しかし、その人の記憶は政治絡みで狙われており……って話

世奇妙のラストシネマの視聴者が遺族バージョンですね。言い方悪いけど、なんでこんなもんの内容で映画にしちゃったのかなぁって。ロビン・ウィリアムズが映ってるからそれなりに見れるけど、終わったあとに中身が全然なかったことに気付く。話が単純過ぎてつまらないです。脳内チップの設定や、とある人の記憶に鍵がっていう設定は良いので、マイノリティレポートみたいにSFな世界を逃げたり、他人の記憶から真実を探したり、過去のトラウマを大事件にしたり、もっと大袈裟なSFミステリーにしちゃえば面白くなったと思う。なんかこれで終わらすのは勿体ない残念な映画でした。