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(500)日のサマーのmimotoxmimotoのレビュー・感想・評価

(500)日のサマー(2009年製作の映画)
3.5
ベルイマン『第七の封印』での主人公と死神がチェスをしている場面の引用部分を確認したくて、久しぶりのサマー。

恋愛映画史に燦然と輝く、トムの空前絶後のクソ野郎ぶり。サマーの話を聞かず、自分の抱く幻想を無理やりサマーに押し付けて自分勝手に傷ついて、結句シェイクスピア悲劇の主人公みたいになってる大バカ野郎。
公開当時、男たちが「サマーはビッチか否か」でキャッキャしてて気持ち悪かったな。

しかし、何度観てもズーイー・デシャネルのサマーは全てがかわいい。当時も夢中になって、サマーになりたくて、でもできることは髪の毛を伸ばすくらいしかなくて仕方なく髪の毛を伸ばしてた。
あと、子役時代のクロエ・グレース・モレッツ出演作の中ではこれが一番好きかも知れない。



運命はあると思ったらあるし、ないと思えばない。
他人は変えられないけど耳を傾けることはできるし、自分は変えられる。
目に見える全ては自分の認知次第。
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