mimotoxmimotoさんの映画レビュー・感想・評価

mimotoxmimoto

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星取り基準は以下です。海外ドラマは少しだけ。
5 :人生オールタイムベスト受賞
4.5〜:好き好き大好き
4〜 :めっちゃ好き
3.5〜:好き
3〜 :ふつう
1.1〜2.9:Whatever
1以下:Get out my sight !

映画(200)
ドラマ(23)

ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

4.5

八方塞がりの人生を変える出会い。生と死が無情に、そして祝福として循環する場所。単純で退屈で荒涼としてて寂しくて、無限の美しさに満ちた世界。

わたし史上もっとも凄まじいスパダリ(スーパーダーリン)、ゲ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

JKローリング、風呂敷広げ過ぎ、脚本盛り込み過ぎ!

あれだけの世界をたった一人で創造する人だから、描きたいことが山ほどあるのは伝わってくるけど、それが映像では全部サクサク進んでしまうのですごく残念。
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

古ぼけた小さなスライドのような画角、壮大で連綿と繋がれる記憶の中で、おばけが見つける大切なもの。

OMG! ロマンチックが止まらない。
シーツを被ったおばけの動作一つ一つが作るドレープの美しさと切な
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.4

ベニシオ・デル・トロ演じるアレハンドロとジョシュ・ブローリン演じるマットの一筋縄じゃいかない友情映画であり、責任の在りかが不明で現場が振り回される地獄の仕事映画であり、sicario誕生の前日譚だと思>>続きを読む

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.5

時代とともに古くなり、ディズニープリンセス映画は子どもに見せたくないものになってしまった流れを劇的に変えたプリンセス革命であり、おとぎ話に新たな解釈を与えたディズニーのマイルストーン的作品。

わたし
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.5

マッケンナちゃんが天才でかわいすぎる。
マッケンナちゃんに栄光あれ。

クリス・エヴァンスとジェニー・スレイトが恋人同士を演じている作品はこの映画だけと思うと貴重。

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.9

躁うつで過眠症の主人公が自分自身と重なってしまって、とてもじゃないけど正常な状態では観られなかった。
自分がおかしいせいで、人の善意を裏切るかたちになってしまうつらみとか、身を切られるようだった。
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.5

過保護な親への反抗心、誰かを好きになること、親友とのけんか、クラスのバカないじめっ子、障害、自分と自分の周りにある当たり前の全てが、裏も表もなく当たり前に描かれることの素晴らしさ。
一緒に映画を観た夫
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.4

このトムハ加点がすごい2018。

エディとヴェノムのほんわかラブストーリーありがとう! “You die, I die.”をありがとう!

ワールドプレミアの後、批評家のレビューが酷評の嵐だった一
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

チケットを取るとき、IMAXスクリーンのど真ん中の最もいい席が5席取られていたので、わたしはその隣の席にしたんだけど、初日、初回のど真ん中に誰がくるのかなと思ってたら、それぞれクイーンTシャツを着た5>>続きを読む

17歳の肖像(2009年製作の映画)

4.0

なんか偏執的に好きな映画。
クソキモロリコン男デイヴィッドを想像の中でめっためたにぶち殺す。たいていご飯を食べてる間に映画をかけながしにして、食物を咀嚼する片手間にデイヴィッドを殺している。

きょう
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13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

4.0

中盤くらいまで、物語を読み取ろうとスクリーンに穴が空くくらい目を凝らして、ああでもないこうでもないと思考を巡らせていたけれど何も掴めなくて、「これはわたしには難解かもしれない……」と思い始めてしばらく>>続きを読む

平昌2018冬季オリンピック公式映画:クロッシング・ビヨンド(2018年製作の映画)

3.0

2018年平昌オリンピックの記録映画。

世界で分断が進むまさにこの今、「分断」と「越境」をテーマにオリンピックを記録できるのは、民族が分断され続けている韓国だから真に迫るものがある。

2020年の
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.5

圧倒的な、あまりに圧倒的なアルフォンソ・キュアロンのリアリズムと映像作家としての才能に打ちのめされた。
最初から最後まで美しく完璧で言葉を失う。
完璧なパラダイムだから、よかったところ全部、言葉にする
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.0

ギデンズ・コー『怪怪怪怪物!』の主要キャラクターを分析するために観た。

監督はかなりホモソーシャルな世界に没入してる作家なんだと理解。
男性は幼稚で女性は早熟という、なぜだか今もまかり通っている「一
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.5

岩井俊二映画の引用の正しさがすごい。あまりにも正しくて泣きそうになった。この岩井俊二引用加点がすごい2018受賞。

主題として善と悪のシームレスな関係性を持ち、きれいな三幕構成(ドラマの前提設定→主
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まったく同じ3人の他人(2018年製作の映画)

3.5

全くの他人として、お互いを知ることもなく、それぞれ環境が違う家庭に養子に出されていた一卵性三つ子が、偶然に互いの存在を知ってからの出来事と、その裏にあるおぞましい真実を暴くドキュメンタリー。サンダンス>>続きを読む

カンボジアの失われたロックンロール(2014年製作の映画)

3.5

クメール・ルージュからの弾圧、虐殺によって失われたカンボジアン・ロックのフッテージを収集し、当時を知る人へのインタビューとともに1作に纏め上げた、もはや貴重な歴史的資料。初めて観る、初めて聴く1960>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

windows XPのスタートアップからの導入部でまさかの号泣。
全編がPC画面内で展開される新感覚サスペンスを観るつもりで映画館に行ったのに、わたしが最も感動したのは、PCが操作されているそのモニタ
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トゥー・ダスト(2018年製作の映画)

3.0

妻を失くしたユダヤ教徒が、冴えない市民大学の生物学教師とともに探る、妻の死体の腐敗の行方と鎮魂の旅。

おじさん二人のバディ感が薄かったのと、「自分の気持ちを整理するためにそれやる?」という感じで、い
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華氏 119(2018年製作の映画)

3.5

「ドナルド・トランプ大統領」なんて、ほんの2年前までは「馬鹿げてる」と思われていたことが現実となったアメリカの今を伝えるドキュメンタリー。中間選挙を前にした、マイケル・ムーアからの大切な、個人的な手紙>>続きを読む

Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

4.3

ニック・ロビンソン推しの方はこちらからご入場ください!!!

ニック・ロビンソン推しでなくても、推したい。超ロマンティックなラブストーリーだし、秘密を抱えている17歳の少年が、自分自身であることをポジ
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ホワイト・クロウ(原題)(2018年製作の映画)

3.3

“名前を呼んではいけないあの人”が東京国際映画祭に……! QAセッションでとても気さくで素敵だった。

レイフ・ファインズ氏がおっしゃっていたように、20世紀最高のバレエダンサーの一人であるルドルフ・
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テルマ(2017年製作の映画)

3.8

超絶ビジュアルで魅せていく、ヒッチコックであり大友克洋であり北欧神話でありキャリーでアナ雪。

秘められたスーパーパワーを持つ少女を抑圧する象徴としての、雪と氷に閉ざされた北欧の田舎町、両親、カトリッ
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世界の優しき無関心(2018年製作の映画)

3.4

死んだ父が残した借金の肩代わりで身売りせざるを得ない女性と、彼女と行動を共にする、かつてその家の使用人であった男性の心の触れ合いを詩的な映像で紡いだ、カザフスタン映画。

ポエティックな映像は美しいの
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.4

WOWOW初放送記念!

ハッスルしてるチャス子!!!
チャス子チャス子チャス子〜〜〜!!!

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.5

ヴィム・ヴェンダースの眼差しはどこまでも優しい。でもその優しさは諸刃の剣で、めためたに傷つける。わたしの心の針が最大幅で揺れる。

ボロボロになった男が肌身離さず持っている、荒涼とした空き地が写った古
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

70mmフィルムでの上映は逃したけれど、70mm大の迫力とリマスターされた『2001年宇宙の旅』をIMAXスクリーンで観たくて行ってきた。

どんな言葉で表現したらいいのかわからないくらい、冒頭からこ
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.4

アナの瞳が、全てを見透かすように澄んでいて、神様に見られているようで、全身が粟立つ。

荒涼としたカスティーリャ、分断された家族、ガラスの巣箱の中でただ働きつづける蜜蜂、精霊としての負傷兵またはフラン
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.0

ゴッドファーザーにはシリーズを通しての様式美がある。
映画の始まりは、華やかなパーティーでマイケルもみんなも笑っている(華やかな画にはもちろん、いつも暴力の影が暗く挿し込まれる)。
映画の終わりは、マ
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.5

映画とロサンゼルスとポップカルチャーへの、執着心と愛と皮肉が、どぎつい悪夢として目の前に現れた感じ。

引用される映画、音楽、ゲームなどのポップカルチャーは枚挙にいとまがなく、わたしが今まで歩いてきた
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

5.0

孤独の道を突き進むマイケルと、ファミリーを築いていくヴィトの物語が交差して、コルレオーネ家の哀しみが臨界点を突破するパート2。
3時間以上の尺でありながら、長さを微塵も感じさせない、というか、全てが必
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

まさかこの映画で泣くとは……。
音を立てたらクリーチャーに即座に殺されてしまう世界で、家族の喪失と喪失からの回復がしっかりと描かれていて、気づいたら落涙してた……。

米国軍は何やってんだよ!? 知恵
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ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

3.0

イーライ・ロスがアンブリンでファミリー映画を製作するって、どうしちゃったの、What’s going on!?

グロはないけどゲロはあるし、そこそこクリーピー。でも正統派アンブリン製ファンタジーだっ
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

3.0

シーズン3とシーズン4の間にある、ファンおたのしみ付録編みたいな感じ。
コナン・ドイルの舞台設定どおり、19世紀ヴィクトリア朝でのシャーロックとジョンが観られる。どうもありがとうございます。

初めて
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.5

たのしすぎて危険。バット持って家の中を破壊したくなる⚠️

ロメロへのオマージュはもちろん、映画好きのツボを精確に突いてくる演出のオンパレードで、100分コースのツボ押し店に行くより確実にツボが押され
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