天才少年ヴィトスの苦悩、ピアニストとしての類まれな才能や演奏を描いた良作映画!!
両親はヴィトスは常に天才&優秀なピアニストであれ、と強いる。
おじいさんは一切彼に強制しなかった。
おじいさんが彼の唯一の理解者。ヴィトスはおじいさんといる時だけ自然でいられた。
ヴィトスはある時、窓から飛び降りて頭を打ったふりをして(全て演技)天才をやめた。
両親の強制が止まり、ヴィトスは自由になった。好きなことを好きなようにやり始めた。
おじいさんや父親が金がなくなりかけた時には株で大儲けし、彼らを助けた。
不動産で別部屋を借りて、自由に演奏した。好きなだけ好きなようにそこで弾いた。
…天才少年が知恵を絞って自由を勝ち取るストーリーも良いのですが、12歳のヴィトスを演じたテオ・ゲオルギューの演奏が神レベルで本当に素晴らしかった。本人演奏のようです。
特に最後、大舞台でのピアノ演奏の場面がありますが圧巻の一言でした。