Maiko

タイタンズを忘れないのMaikoのレビュー・感想・評価

タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)
4.8
私事ですが...先日の3月12日、とある女子大学を卒業しました。来月から新社会人として頑張って参ります!

今回ご紹介する『タイタンズを忘れない』は、大学の講義でのプレゼンの題材にした思い出深い一本です。

1971年、アメリカ・バージニア州のとある町で白人の高校と黒人の高校が統合されました。その結果、両校にそれぞれあったフットボール・チームも1つに統合されることになりました。人種差別が根強い地元住民が反発する中、アメリカ初の人種混成チーム「タイタンズ」が誕生しました。始めはチーム内の雰囲気も悪く、互いにいがみ合っていましたが、さまざまな苦難を乗り越え、やがてチームは一つになっていきます...実話に基づいた感動スポーツドラマです。

大学でプレゼンするずっと前から大好きな映画です!何度観ても素晴らしいです!

今作のメッセージは、南北戦争の決戦場だったゲティスバーグで語ったコーチのブーン(デンゼル・ワシントン)の言葉だと思います。

"I don't care if you like each other or not, but you will respect each other. And maybe...I don't know, maybe we'll learn to play this game like men."
「お互い嫌いでも相手を認めれば、きっと、いつの日か人として向き合える。」

この台詞から、相手を認め、本気で向き合う「心」を持つことが大切だと教えられます。

人種の壁を打ち砕いた友情に感動しました!特に、白人の高校生でキャプテンのゲーリーと黒人の高校生ジュリアスの友情には目頭が熱くなりました。「レフト・サイド!ストロング・サイド!」...グッときます!他に印象に残っているのは、何度か登場する、白人と黒人が「手」を握りあう場面です。これは人種間の壁がなくなった証だと解釈しました。思わず涙が出ました、、、そしてタイタンズの「タイタン」は、ギリシャ神話に登場する偉大で巨大な神々のことです。人種差別に負けない強い精神を持ったチームであることを示したかったのではないでしょうか。クライマックスの試合は鳥肌が立つほどの感動ものです!!!

キャストも皆良かったです!デンゼル・ワシントンは流石の名演でした!ちなみに彼は、私が一番好きな俳優です(^^)当時まだ有名ではなかったライアン・ゴズリングも出演しているので、是非ご注目を!

本編の最後に流れる"Ain't No Mountain High Enough"も名曲です♪

デンゼルの出演作品の中では間違いなく上位に入ります!レビューを書いていたら、また観たくなりました(笑)自信を持ってオススメします!

☆現時点でのデンゼル出演映画トップ5☆
1位:ザ・ハリケーン
2位:タイタンズを忘れない
3位:グローリー
4位:マイ・ボディガード
5位:トレーニング・デイ
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