B姐さん

ラスト・アメリカン・ヒーローのB姐さんのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

ツッパっている田舎の青年が折り合いをつけながらも大人の世界に飛び込んで行くという物語。
ニュー・シネマ特有の悲哀みたいなものはなく、ほろ苦さが少しあるだけ。ここには、今まで否定してきた世間とか社会の合理性とかそういったものを受けとめて、その中で自分の道(ハイウェイ)を見つけようとする意志みたいなものがある。
だからジム・クロウチの“I got a name”がかかるわけだ。

ラストのジェフ・ブリッジズがヴァレリー・ペリンにふられた後の子供っぽいポカンとした顔もいいが、「大人の世界にようこそ」というシメ方もいい。

DVD(4/20/2015)

*どこかで聞いたことがあると思ったら『ジャンゴ』だった。
https://youtu.be/wmKd_P1qGIA

ハイウェイを真っ直ぐに進むんだ
ハイウェイを転がりながらでも進むんだ
人生に追い越されないように
B姐さん

B姐さん