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8月のクリスマスのNamepのレビュー・感想・評価

8月のクリスマス(2005年製作の映画)
3.0
印象に残るワンシーンは多い。例えば、主人公が救急車で運ばれたあとに立ち尽くしている父の姿。ガラスを割ったヒロインの表情。DVDプレイヤーの使い方を書く主人公。
1人で写真を撮ったあと、「ああこのシーンそのまま遺影になって、葬式のシーンに移るんだろうな」と予想はしていたが、場面転換が少し可笑しかった。もう少し他になかったか?
ストーリーは好みの問題かな…。
何度か涙しましたが、全体的にはモヤモヤします。胸が熱くなるような2人の関係は見られない。でもそこがいいのかな?じんわり進んでゆるやかに終わっていくストーリー。たしかに人生ってこんな感じかも。でも、、本当にもどかしい。笑
悲恋というか、言葉にしないことが美で、そっちの方がダイレクトな感情表現よりも好きな人には合うかも。
個人的には、絶賛することはできない。あまり記憶に残らずさらっと流れてしまう映画になったが、まあ…いつか、ふっと思い出しそう。
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