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ふたりのベロニカのmistyのレビュー・感想・評価

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)
3.9
ポーランドのキシェロフスキー監督作。難解…でも素敵である。

実は大澤真幸の本でこの作品(というかキシェロフスキー作品)を知った。2人のベロニカは、違った人生がありえたかもしれない事をあえて同時性をもって表現した(ありえたかもしれない潜在性をリアリズムをもって捉える)と説明があって、色んな仕掛けもあって「全てが整合的に説明のつく」解釈は難しそうだが、なんともエレガントで美しい作風の漂う洗練された1作だ。
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