映画監督としてのクシシュトフ・キェシロフスキにとって、女優としてのイレーヌ・ジャコブに出会うということは、始まりよりも、むしろ終わりを意味したのかもしれない。
彼がファインダーから彼女を見つめたと…
クシシュトフ・キエシロフスキーの映画史に残る名作。本作は運命論であり、哲学論、生命論である。いうなればキエシロフスキーの遺言でもある。本作は、劇場で観るたびに違う映画を観ているような錯覚を覚える。そ…
>>続きを読む かなり好きだった。 透明なスーパーボールに映る流れる景色。いつも何か予感させられる出来事。父親との仲の良さが、すてき。
私もどこかのもう1人の私と、何か通じ合っていたら、かなりロマンチックだ…
2025-48
全体的な映像色彩がジュネを彷彿とさせる
最後の人形二体のシーンがめっぽう好き
リアリズムを模したシュルレアリスムみたいな映画や小説が大好きだから、ファンタジー感のない瀬戸際で粛々…
魂の双子ヴェロニカ。ポーランドのヴェロニカは本能のまま生きて絶頂のなか若すぎる死を迎え、フランスのヴェロニカは片割れの歩んだ悲惨な道を避けるかのようにして生きる。交差しない運命。予知夢やデジャヴとい…
>>続きを読む©1991 SIDERAL PRODUCTIONS S.A.