人気アクションコメディシリーズの三作目。
大ヒットした前二作に比べ、興行的に大きく落ち込んだことで失敗作の烙印を押されているイメージのある今作ですが、基本的にやっていることは毎回同じなのでそれなりには楽しめます。
特に序盤でボスが襲われたことをきっかけに、主人公がルール無用で操作を開始する展開は前作と全く同じです。
主人公のウリだった口八丁手八丁ぶりは今ひとつで、コメディパートは主人公の脇を固めるキャラクターが担っています。
その分アクションは派手に激しくなってはいますが、このシリーズに求められているものとは違う気がしました。
その激しいアクションと遊園地という舞台設定のギャップも始めはおもしろいのですが、何度追い出されても再三戻ってくるので、クライマックスはもう違う場所へ移動させた方が良かったと思いました。
