涙

荒野の決闘の涙のレビュー・感想・評価

荒野の決闘(1946年製作の映画)
4.6
「My Darling Clementine」
最初から最後まで美しい。広大な空と土地を自由自在に映し出す、芸術映画。
決闘と言ううもんだから、激しい銃撃戦を期待してみたけど、最後にちょちょいとやるだけで裏切られたけど、静かな恋愛物語としてみるとすごくいい映画だった。
椅子に腰かけ荒野を見る、ヘンリーフォンダは様になるね。ひとつ気になったのが、ドクが元気すぎること。結核には思えないほどゴリゴリの俳優がやってるからちょっと違和感ある。
この映画の好きなシーンは牧場主の親父がワイアット達を待っているときに朝日が昇る時のシーン。柵で待ってる親父が朝日に照らされ、暗闇から出てくる。悪役ながらかっこいい。
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