パピワン

荒野の決闘のパピワンのレビュー・感想・評価

荒野の決闘(1946年製作の映画)
3.9
「保安官?この街でか??そりゃあ、お大事に…」
「OK牧場で待ってる!!」

くだらねぇ仕事終わり!!
まだまだ蒸し暑い夏!!!
こんなジメジメ、イライラするような天気には、西部劇だよなぁ!?
97分映画!

「復讐」なんかをして失った姉が戻るわけではないと知ったフウな事を言う者もいるだろう…
許す事が大切なんだという者もいる…
自分の肉親をドブに捨てられて
その事を無理矢理忘れて生活するなんて人生はまっぴらごめんだし…
あたしはその覚悟をして来た!!
「復讐」とは自分の運命への決着をつけるためにあるッ!

良ーーーいセリフだよなぁっ!?
そして、良ーーーい映画だよなぁ!?
調べたところ、黒澤明、宮崎駿も本作をめっちゃお気に入りとのこと!
たまげたもんよ!!
復讐の西部劇もんかと思ったら、わりと群像劇のように登場人物が多いし、復讐であるメインステージ「OK牧場の決闘」まで紆余曲折ある!

それではざっとしたあらすじ!🔫🌵🤠
ワイアット、モーガン、ヴァージル、ジェームズのアープ4兄弟。
牛追いとなり、カリフォルニアまで牛の群れを運んでいる最中。
すると、道中、クラントン家のメインボス、オールド•マン•クラントンに牛を売れと言われるが断る兄弟。
そして、近くにトゥームストンという街があることを知り、兄弟は行こうと考える。

そんなこんなの夜、仲良し4兄弟は末弟ジェームズが買った純銀のネックレスをネタに談笑😁😁😁🤗
ジェームズを故郷で待つ婚約者への土産なのだ(映画的には….ねぇ!?😰)
そして、ジェームズを牛の見張りに残し、街に繰り出す兄達。

夜にも関わらず、大賑わいのトゥームストンの街。
しかし、そこでトラブル!
酔っ払いが銃をぶっ放し大暴れ!
町の保安官は命惜しさにバッジを返上し、逃げ出す始末!
ワイアットは見かねて、酔っ払いをブン殴り制圧!!
そう!ワイアットは元保安官!
町長は町の保安官になって欲しいと頼むが、断るワイアット。

騒動が終わり、野営地に戻る兄弟。
すると野営地にいたはずの牛は一頭もおらず、末弟ジェームズは撃ち殺され、純銀のネックレスも無くなっていた…

怒りに燃えるアープ3兄弟!
怒りのままに町の保安官を引き受ける!
果たしてジェームズは誰に殺されたのか!?
ワイアットらは町に平和を取り戻すことができるのかー!??

的なお話し!!
堅物な復讐ものかと思っていたが、寄り道、片道、大勢のキャラ登場と一筋縄ではいかない西部劇映画。

トランスフォーマー:リベンジで言及されていた「OK牧場の決闘」とはこのことか!!?
とえらく感動したクライマックス!
(それと同時にプチネタバレもくらったような気分を味わったが…)

やはり西部劇は良い…
男は西部劇でしか得られない栄養素があるよな…
俺も明日からカウボーイハットを被りながら、イブシ銀に通勤したくなるってもんよ…

以上!!
酷暑が終わったと思ったら梅雨みてーな湿度がある暑さがやってきたな!
と思ったパピワン!
黒沢明、宮崎駿が大好きだと公言している西部劇!それだけでも一見の価値はありますなぁ!?
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